3DCGモデラーで中堅レベル以上(4、5年ほど実務経験積み、一人でほぼ仕事完結できる人を想定)なら今現在、スケジュールに空きがなくなるほど、どの業界も人材不足のようです。
ゲーム業界もイケイケなうえに、メタバースという仮想空間でのサービスも本格化し始めましたし、キャラクターの3Dモデルやアバター、CG背景など、ますます3Dの需要は増えるばかりです。
実際、求人を見てみると、Blender、Maya、Zbrush、Unreal Engine、Unity、の案件が多いので、これらを使える人は引っ張りだこでしょう。
そんな中で3DCGのフリーランスとして仕事がないという人が、もしいるとすると、それは探し方が悪いか、自分で仕事を抑えているかなどの理由なのでしょう。
また中には今は特定の企業に雇われて3DCGモデラーをしている人も、これから独立してフリーランスになろうとしている人は、人材が不足している今がチャンスです。
そこで、今回は3DCGデザイナーがフリーランスの仕事を探すおすすめの方法について、3DCGフリーランス向けのおすすめ求人サイトも含めてご紹介します。
3DCGデザイナーのフリーランスの年収
本記事でもご紹介する求人サイトのフリーランススタートの調べによると3DCGデザイナーのフリーランスの年収を3DCGデザイナーの会社員、全職業の会社員と比較すると、以下となっています。
平均 | 最高 | 最低 | |
3DCGフリーランス | 730万 | 1080万 | 360万 |
3DCG会社員 | 480万 | 1000万以上※ | 300万台※ |
全職業会社員 | 436万 | 数千万※ | 約250万※ |
※の年収は当ブログ調べです。
これを見ると3DCGデザイナーはフリーランスになった方が年収が高いことが分かります。
特にこれから3Dは需要が高いですし、にも関わらず人材不足なので、3DCGデザイナーとして実力に自信のある方はフリーランスに挑戦してみるべきです。
では、次に3DCGフリーランスにおすすめの仕事の探し方についてご紹介します。
3DCGデザイナーがフリーランスの仕事を探す方法
- 3DCGデザイナーのフリーランスに強い求人サイトで探す
- SNSにポートフォリオ載せて企業からの連絡を待つ
- SNSから企業などに直接連絡
3DCGデザイナーのフリーランスが仕事を探すやり方は、基本的に上記の3つがあります。
ですが、一つずつ仕事をもらうためのコツがあります。
それでは、一つずつ詳細を見ていきましょう。
3DCGデザイナーのフリーランスにおすすめの求人サイト
日本にはたくさんのフリーランスの求人サイトがあります。
ですが、各サイトとも強い職種や業界、地域というものがあります。
ということは、皆さんの場合は、3DCGのフリーランスの仕事が欲しいわけですから、まずはそれに強い求人サイトを使う必要があります。
私がおすすめする求人サイトは以下です。
最初のうちは少なくともこれら3つ以上に登録しておけば、色んな案件の紹介がありますよ。
- レバテックフリーランス
- レバテッククリエイター
- G-JOBフリーランス
- エンジニアスタイル東京
では、一つずつ3DCGの求人数も合わせて見ていきましょう。
G-JOBフリーランス
- ゲーム業界のフリーランスに特化したサービス
- 面談担当者は「ゲーム会社人事経験3年以上」「ゲーム開発現場のマネジメント経験」「国家資格キャリアコンサルタント」のいずれかが必須
- ゲーム求人数最大級で3000件以上の求人を保有。
実は、G-JOBフリーランスの運営会社リンクトブレインは、ゲームの開発、運営も行っている企業でもあります。
そのため、開発現場の直の非公開案件も保有しているので、ほかでは出会うことのない求人にチャレンジする機会もつかめそうです。
レバテッククリエイター
レバテッククリエイターもレバテック系列ですが、フリーランス以外に派遣も取り扱っています。
在宅案件も多いので、こちらも登録しておくと良いでしょう。
東京など首都圏のフリーランス案件が多めです。
レバテックフリーランス
現役フリーランスから評価が非常に高いのがレバテックフリーランスです。
CGだけでも123件の案件がヒットします。
15年間Web・ゲーム業界のフリーランスに特化した実績で営業代行など極め細やかな支援をしてくれます。まずは無料相談から。
サイトで希望の求人がない場合は、非公開案件を提案してもらいましょう。
エンジニアスタイル東京
CGで検索すると400件、3DCGだと250件のフリーランス求人があり、フリーランスのCGデザイナー向けの案件応募サイトです。
3DCGデザイナーのフリーランスの仕事を見つけるコツ
上記のサイトの中から効率よくフリーランスの仕事を探すためには、複数のサイトに登録しておくことです。
登録は無料です。
やはりセカンドオピニオンやサードオピニオンというように、一つのところに集中するのではなく、仕事探しでも色んなところから情報入手したほうが自分に合った案件を見つけることができます。
また最近は、メタバースなどバスっている案件や、ゲーム業界のように元気のよいところに特化して探すと仕事が見つかりやすいと思います。
まだフリーランスまでは考えていないが、転職を考えている人は、以下の3DCGに強い転職サイトや転職エージェントがおすすめです。
SNSに3DCGのポートフォリオ載せて企業からの連絡を待つ
3DCGデザイナーとして仕事を取り続けるには、シンプルにクオリティの高いものが作れることが重要です。
あとは、それを3DCG技術を必要としている企業などに認知してもらえば、仕事が入ってくることも多いです。
自分の作品を認知してもらうためにはどうしたらよいか?
それは、今の時代SNSがあるためそこに作品を投稿すれば、それが自分の実績、実力としてのポートフォリオとなり、多くの人の目に留まります。
なので、ここ最近は仕事がSNSで決まるという人が多いです。仕事募集中ですという投稿をすればクライアントから相談して頂けます。
フリーランスになるなら以下のようなSNSは絶対活用したほうがいいと思います。
- twitter(おすすめは拡散されやすい)
- インスタグラム
SNSから企業などに直接連絡し3DCGスキルを売りこむ
SNSにポートフォリオを載せても企業側が検索してくれなければ認知されることはありません。
その場合は、自分から企業へ自分の作品を売り込みましょう。
例えば、Twitterでは企業の3DCG担当も色んな投稿をしています。
なので、そういった方に思い切ってコンタクトしてみるのも良いでしょう。
3DCGモデラーでフリーランスになるためには?
これから3DCGでフリーランスになろうとしている人は、いろんな準備が必要です。
- 先人たちの成功体験を聞く
- パソコン環境を整える
一つずつ見ていきましょう。
先人たちの成功体験を聞きまくる
やはり既に3DCGフリーランスとして活躍している人たちの経験談を聞くのが一番イメージがわきます。
以下の記事では、フリーランス3年目のかたが、
- 収入
- メリット・デメリット
- 継続して仕事をもらい年収アップしていく方法
を赤裸々に語っているので参考になると思います。
副業から始める
いきなりフリーランスなるのにためらいがある場合は、まずは自分で少額でも稼ぐところから始めるのも良いです。
以下の記事では3DCGソフトの有名どころであるMaya、3dsMax、Blender、ZBrushの副業体験談がまとめられているので、参考にしながらトライしてみるのも良いと思います。
パソコン環境の充実
3DCGといえば、パソコンがないと話になりません。自分の武器と言っても過言ではないでしょう。
当たり前ですが、高性能パソコンがあれば、作業効率は格段にあがります。
フリーランスになることをきっかけに武器であるパソコン環境を見直すタイミングです。
デスクトップ型、ノートパソコン、タブレットなど、今は色んな選択肢があるので、ご自分の状況に合わせて武器を選びましょう。
起業の学校に行ってみる
将来的にCGフリーランスとして起業や独立を考えたい場合は、それを支援してくれる「ウィルフ」という働きながら始める起業の学校の門を叩くのも手です。
多くの人が起業や独立を考えながらも、検討すべき論点が曖昧なまま、情報収集ばかりに時間が取られ、一生を終えてしまいがちです。
ですが、このウィルフでは検討すべき論点を90分の無料説明会で整理し、3カ月のスクールで一気に収益化まで持っていきます。
ウィルフは日本最大級の独立・開業・起業支援メディアである「アントレグループ」が運営しているのも安心なところ。
まずは無料説明会からやってみるのをおすすめします。1対多の説明会のため営業もありません。
3DCGフリーランスは確定申告や会計の知識も必要
フリーランスになったら青色申告など確定申告が必要になります。
有名どころだと会計ソフトの「弥生」があります。
私もフリーランスなりたてのころ、会計ソフト利用がはじめてだったの不安でしたが、かんたんに使える作りになっていたので問題なく使えました。
私が選んだベーシックプランでは分からない操作が出てくると、電話・メール・チャット・画面共有などで丁寧に教えてくれたので非常に助かりました。
さくっと確定申告を済ませることができましたよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、これからドンドン需要が伸びるであろう3DCG業界でフリーランスとして活躍していくために、仕事の探し方、これからフリーランスになろうとしている人には、なる方法についてまとめてみました。
コメント