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CAD事務はやめとけ?CADオペレーター専属との違いは?実務者が本音で語る

CAD事務はやめとけ?CADオペレーター専属との違いは?実務者が本音で語る CADオペの仕事・年収
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CADの仕事の求人情報を見ていると、CAD事務という単語を目にすることがあると思います。

CADオペレーターは聞いたことがあるけど、CAD事務って何?と以下のようなことを思ったことはありませんか?

  • CADオペレーターとCAD事務の違いが分からない。
  • どちらが自分に合うのか気になる。
  • 給料の違いがあるのか知りたい。

本記事では、4年間CAD事務として勤務している筆者が、仕事内容や収入、専任のCADオペレーターとの違いなどをリアルにお伝えしたいと思います。

せっかく働くなら仕事内容を事前に知った上で働いた方が良いと思うので、CAD事務の仕事に興味がある人のお役に立てればと幸いです。

現在、CAD事務の仕事をしている筆者がリアルの情報をお伝えします。

編集長
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CAD事務の仕事を検討している人に有益な情報をお願いいたします。

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CAD事務の仕事内容や年収は?専属CADオペレーターとの違いは?

CAD事務の仕事内容や年収は?専属CADオペレーターとの違いは?

CAD事務と専属CADオペレーターの違いは以下の通りです。

CAD事務専属CADオペレーター
業務内容事務職とCADCAD
業務の幅幅広い業務一つの業務に集中
会話多い少ない
知識広く浅く狭く深く

それぞれを詳しく解説します。

CAD事務の仕事内容

CAD事務の仕事内容はCADと一般事務です。

CADオペレーターとして指示された図面を引きながら、一般事務の仕事をします。

事務職の例は、電話対応資料作成書類整理補佐業務来客対応などです。

CADだけでなく、幅広い業務に取り組みます。

私の場合、電気工事系の会社でCAD事務の仕事をしています。

上記の事務の仕事をこなしながら、T-fasという設備関係のCADを使って、依頼された図面修正や展開図や立面図などを作成しています。

設備CADというと、T-fasの他にレブロというCADもあり、それぞれの違いについては以下の記事を参考にしてください。

専属CADオペレーターの仕事内容

専属CADオペレーターの仕事内容は、技術者の指示に従って図面を引くことです。

専属CADオペレーターが向いている人は、一つのことに集中できる人です。

図面を引くことだけに集中しなければならないため、苦痛を感じる人には向いていません。

CAD事務に向いている人

CAD事務に向いている人はON・OFFがはっきりしている人です。

さまざまな業務をこなすために、業務ごとに切り替えて集中できる人が向いています。

また、上司を補佐するためコミュニケーション能力があるほうが良いでしょう。

CAD事務の年収

実際のCAD事務の年収は以下の通りです。

260万円(20代:CAD事務)

求人ボックス給料ナビによると、CADオペレーターの年収で多いのが330万円から416万円と言われています。

この基準で見ると、260万円は少ない年収であるのが分かります。

しかし、会社によって年収が異なるため、CAD事務と専属CADオペレーターで差があるとは言えません。

dodaによると、約63万人のデータをもとにした年収の中央値は360万円であり、CAD事務もCADオペレーターも少し低い水準であると言えます。

CADオペレーターの年収については以下の記事を参考にしていただければと思います。

年収を上げるために勉強が必要

年収を上げる手段は以下であります。

  1. 残業する
  2. 正社員になる
  3. 専門的な知識を勉強する
  4. 転職する

専門的な知識があれば、仕事の幅も広がるため年収が大きく変わります。

勉強したうえで、転職すればさらに年収を上げることも可能です。

派遣社員であれば、正社員を目指せます。業務に取り組みながらの勉強は必要です。

CAD事務の辛いところは?メリット・デメリット

CAD事務の辛いところは?メリット・デメリット

CAD事務の辛いところ

知識が広く浅くなりがちであるため、自己成長を望んでいる人は辛いでしょう。

業務内容がさまざまであるため、一日にCADをする時間が専属CADオペレーターより少なくなります。

専属CADオペレーターより技術的な仕事に携われないこともあります。

メリット

コミュニケーションを取るのが好きな人にとっては楽しい

コミュニケーションを取るのが好きな人はCAD事務が楽しいと感じます。

CAD事務は話すことで上司の状況や今すべきことが分かります。

ときには雑談して人間関係を築いていくのが大切です。

話すことが好きな人にとっては楽しい仕事であると言えます。

飽きない

飽きを感じることなく働けます。仕事内容が幅広く、常にCADをしないため飽きを感じません。

1日CADに触れないこともあります。飽き性な人にはCAD事務のほうが向いていると言えます。

在宅勤務ができる

派遣社員の求人が多いですが、在宅勤務できる会社があります。

未経験で入社した場合は、CADの操作ができるようになるまで出社が必要です。

一週間に何回か出社しなければならない会社もあるため、求人を確認する必要があります。

デメリット

専門知識が学びにくい

1日CADに触れないこともあるため、専門知識が学びにくいと感じます。

しかし、専門知識を学べないわけではありません。

専属CADオペレーターよりも知識を習得する時間がかかってしまうという点がもどかしく感じます。

Excel・Word業務が多い

CAD事務はExcel・Word業務も多くあります。

上司の指示により、Excel・Word業務が増えることもあります。

CADがしたいと思って入社したら不満に思うかもしれません。

CAD事務は未経験でもできる?資格が必要?

CAD事務は未経験でもできる?資格が必要?

資格は持っていたほうが良い

CAD事務はExcel・Word業務も多いため、Excel・Wordの資格である「MOS Excel 、MOS Wordのスペシャリストやエキスパートは持っておくと良いです。

未経験の求人もありますが、経験者が優遇されます。

未経験であれば、資格を持っていたほうが採用の確率は上がります。

資料作成ではExcelやWordを使うため、ExcelやWordの知識があると採用の確率は上がります。

具体的な資格名でいうと、MOS Excel スペシャリスト、MOS Word スペシャリストは難易度が低く、操作スキルを証明できるため取得がオススメです。

将来的に取得しておくと良いのが、MOS Excel エキスパート、MOS Wordエキスパートです。

スペシャリストより難易度が高いですが、必要とされる人材になれます。

CAD事務の志望動機

CAD事務の志望動機としてアピールする項目は以下です。

  1. コミュニケーション能力
  2. CADの資格や経験
  3. ExcelやWordの資格や経験
  4. タスク管理能力

過去の経験と結びつけてアピールしましょう。。

CAD事務の求人の見つけ方

ネット検索で求人を見つける方法が1番早く見つかります。

CAD事務はCADオペレーターとして募集している会社もあるため、業務内容を確認して応募する必要があります。

建設系に特化した転職サイトなど、以下の記事にあるような転職サイトがオススメです。

まとめ

CAD事務について紹介しました。

CAD事務に向いている人は以下の通りです。

  1. コミュニケーションを取るのが好きな人
  2. タスク管理能力がある人
  3. 切り替えて集中できる人

CAD事務も専属CADオペレーターも専門知識が身につけられるため、将来性があります。

CADを身につけると必要とされる人材になり、在宅勤務など理想の働き方も可能です。

迷っている方は一度求人をチェックしてみてください。

CAD事務や専属CADオペレーターの求人は以下にあります。

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