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一級建築施工管理技士は「すごい」?9つの取得メリットと合格率を解説

一級建築施工管理技士の「すごさ」は?9つの取得メリットと合格率を解説 建築設計の仕事・転職・資格・副業
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建築施工管理技士は、「建築工事」の施工管理を行うための国家資格です。

1級、2級とありますが、一級建築施工管理技士は、管理できる工事の規模に制限がないため、大規模な工事の施工管理を行うことができます。

今回は、一級建築施工管理技士が持つ、9つのすごさやメリットを紹介します。

一級建築施工管理技士の年収取得メリットについては以下の記事も参考にしていただければと思います。

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一級建築施工管理技士が持つ9つのすごさやメリット

一級建築士が持つ10個のすごさやメリット

他人に自分の技術力を明示できる

一級建築施工管理技士は、建築工事の施工管理資格で最上級の資格です。

管理できる工事の規模に制限がなく、どんな規模の工事でも管理をすることができます。

また、一級建築施工管理技士の試験には実務経験が必要です。

というのも、一級建築施工管理技士の試験は一次検定と二次検定があるのですが、二次検定では、自身の施工管理経験に基づいて、施工管理上の工夫等の記述が求められるため、そもそも実務経験がなければ試験に対応できません。

一級建築施工管理技士は、施工管理の実務経験が豊富で、施工管理に関する知識を持ち合わせていることの証明になるのです。

年収アップ

一級建築施工管理技士を取ると、多くの企業で資格手当として毎月の給与に上乗せがあったり、資格報奨金が支給されたりします。

また、任せられる工事の規模が大きくなるため、基本給がアップする企業もあるようです。

このように、一級建築施工管理技士資格取得により、年収アップにつながることが多いです。

転職に有利

転職に有利

一級建築施工管理技士は、施工管理を行える工事の規模に制限がありません。

いわば建築工事の施工管理のエキスパートであり、多くの企業が必要としています。

そのため、引く手あまたの状態で、転職にも有利だといえます。

もちろん転職を成功させるために以下のビルドジョブのような建築業界に特化した転職エージェントを活用した方が良いのは言うまでもありません。

またすぐに転職を考えていなくても自分の市場価値を知るためにも転職エージェントに仮登録しておくと思いもかけない良い企業に出会えたりしますよ。

  1. スーパーゼネコンをはじめ、準大手・中堅ゼネコンの求人情報を豊富に取り揃えています
  2. 内定獲得率は77%と非常に高い
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登録は無料です。

ビルドジョブ

ビルドジョブは建築特化の転職エージェントです。スーパーゼネコンをはじめ、準大手・中堅ゼネコンの求人情報を豊富に取り揃えています。書類作成や面接対策といった内定獲得に向けた手厚いサポートで、内定獲得率は77%と高い満足度の母が多数です。

その他にも以下の記事は、タイトルにCAD/BIMオペレーターとありますが、建築特化の転職エージェントのおすすめを集めてありますので是非、参考にして頂ければと思います。

国家資格の偏差値55

様々な資格や試験の難易度を偏差値で表しているサイトを参考に、他の資格との難易度を比較してみたいと思います。

各資格や試験は、分野や試験方法もそれぞれ全く異なるため、一概に比較できるものではありませんし、偏差値はサイト独自のものと明記されていますが、非常に多くの資格の難易度を比較しているため、一定の信頼性があると判断しました。

以下の表は、そのサイトからの引用抜粋です。

資格名称偏差値
公認会計士77
司法書士76
税理士75
医師74
一級建築士66
社労士(社会保険労務士)65
気象予報士64
歯科医師63
薬剤師62
管理栄養士62
行政書士62
宅建(宅地建物取引士)57
二級建築士56
建築施工管理技士1級55
建築施工管理技士2級50

最難関は公認会計士で、偏差値は77となっています。

建築系の資格で最も難易度が高いのは一級建築士で、偏差値は66です。

一級建築施工管理技士の偏差値は、二級建築士より少し低い55となっています。

建築士の試験では、建築全般の知識が問われるのに対し、施工管理技士で問われることは施工管理に関する知識や経験のみです。

しかし、二級建築士と偏差値が変わらないということは、試験の難易度が高いということを示していると言えるでしょう。

スキルアップにつながる

スキルアップにつながる

一級建築施工管理技士の資格を取得すると、施工管理を行うことのできる工事の規模に制限がなくなります。

そのため、資格取得以前より、さらに規模の大きい工事を任されるようになる人も多いです。

また、工事の監理技術者となることもできるため、資格取得以前には経験のなかったことも、経験できるようになります。

資格取得がゴールではなく、資格取得後に業務の幅が広がるような資格ですので、資格を取得することで、さらなるスキルアップを目指すことができます。

経営事項審査で有利

企業が公共工事を受注する際の企業の評価で、経営事項審査というものがあります。

一級建築施工管理技士が所属している建設業者は、この経営事項審査の技術力評価に、1人当たり5点が加算されます。

評価が高いほど公共工事の受注に有利になるため、企業は有資格者を欲しています。

一級建築施工管理技士の資格所有者が転職に有利なのは、このような理由もあるのです。

役職を与えられる

一級建築施工管理技士は、工事の主任技術者・監理技術者になることができます。

これらは、すべての工事現場に配置が義務付けられている、施工の技術上の管理・監督をする者のことで、一定の受注額以上の工事の場合は主任技術者に代わって、監理技術者を配置する必要があります。

二級建築施工管理技士の場合は主任技術者にしかなれませんが、一級は主任技術者・監理技術者のどちらにもなることができます。

そのため、転職してすぐであっても、主任技術者・監理技術者を任されることもあります。

また、各工事においての役職だけでなく、会社内においても一級建築施工管理技士としての知識や経験を評価され、役職を与えられることもあるでしょう。

建築工事のエキスパート

建築工事のエキスパート

一級建築施工管理技士は、建築工事の施工管理を行う資格の中で最上位の資格です。

建築施工管理技士の資格は、一級と二級があり、二級建築施工管理技士はさらに建築・躯体・仕上げの3つの種別に分かれています。

二級建築施工管理技士の場合は、建築一式工事を扱える資格のほかに、鋼構造物工事やコンクリート工事といった建築躯体分野のみ、塗装・防水工事や内装工事といった建築仕上げ分野のみに限った資格の中から選んで受験します。

当然、各種別で試験内容も異なり、躯体および仕上げの種別の試験は、それぞれの種別の内容に限った試験となっています。

対して一級建築施工管理技士の場合は、種別はありません。

試験内容も建築工事全般からの出題となります。

躯体または仕上げに限定した資格を得ることも選べる二級建築施工管理技士に対して、一級建築施工管理技士は建築工事全般の知識が必要となるため、一級建築施工管理技士は建築工事のエキスパートであるといえるでしょう。

タフな人が多い

施工管理の仕事は、工事現場に出て行う業務に加え、事務所内での書類作成もあり、かなり忙しいです。

筆者も施工管理の経験があるのですが、仕事終わりには疲れてクタクタになります。

そんなハードな業務をこなしながら、一級建築施工管理技士試験のために、仕事の後や休日に勉強をして試験に合格しているわけですから、一級建築施工管理技士はタフな人が多いです。

一級建築施工管理技士の合格率や難易度

一級建築施工管理技士の合格率や難易度

一級建築施工管理技士の試験は一次検定(学科試験)二次検定(実地試験)に分かれています。

2021年の試験内容改定により、一次検定合格者は一級建築施工管理技士補となることができるようになりました。

一定以上の規模の工事では、本来監理技術者を専任で置く必要がありますが、技士補を置くことにより、監理技術者が2つの現場を兼任することができます。

また、技士補は二次検定に合格することで、一級建築施工管理技士になることができます。

一級建築施工管理技士の難易度が知りたい方のために、以下に直近5年間の受験者数と合格率をまとめました。

一次検定(学科試験)の合格率

受験者数 (人)合格者数 (人)合格率 (%)
令和4年度27,25312,75546.8
令和3年度22,2778,02536.0
令和2年度22,74211,61951.1
平成31年度25,39210,83742.7
平成30年度25,1989,22936.6

一次検定は例年25,000人前後の人が受験しています。

年度によってバラつきがありますが、一次検定の合格率は、おおむね40〜50%程度と考えて良いでしょう。

試験の内容は、マークシート方式で、四肢択一です。

二次検定(実地試験)の合格率

受験者数 (人)合格者数 (人)合格率 (%)
令和4年度13,0105,87845.2
令和3年度12,8136,70852.4
令和2年度16,9466,89840.7
平成31年度25,39210,83742.7
平成30年度15,1455,61937.1

年度によってバラつきがありますが、二次検定の合格率は、おおむね40%程度と考えて良いでしょう。

なお、二次検定の不合格者(一級建築施工管理技士補)は、一次検定は免除となり、二次検定から受験可能です。

試験制度改定前の学科試験の合格者は、移行措置として、2回連続までであれば二次検定からの受験が可能です。

また一級建築士の資格所有者は、一次検定が免除となります。

このため、二次検定からの受験者も多く、総合合格率は不明です。

二次検定は択一問題と記述の問題があります。

最大の山場は、自らの施工管理経験に基づいた記述です。

一級建築施工管理技士のおすすめスクールや勉強法

アガルートアカデミー

ここでは一級建築施工管理技士のおすすめスクールや勉強法についてご紹介します。

中々、一級建築施工管理技士の対策講座をやっているところも少ないのですが、ここでは難関国家資格を得意とするアガルートアカデミーをご紹介したいと思います。

アガルートの主な特徴は以下です。

  1. 動画講義でスマホ・PCでどこまで勉強できます
  2. 質問はスマホで撮影して簡単に質問できる
  3. 文章では伝えきれない場合は、ポイントや図解をまとめた資料をお届け
  4. 不合格時、サポート期間延長サービスあり
  5. 30日間返金保証あり

一級建築施工管理技士のカリキュラムは以下です。

Eラーニング講座DVD講座Eラーニング+DVD講座
一級建築施工管理技士 一次対策39800円(税込)44800円(税込)49800円(税込)
一級建築施工管理技士 二次対策34800円(税込)39800円(税込)44800円(税込)
二級建築施工管理技士 一・二次対策39800円(税込)44800円(税込)49800円(税込)

以下は動画講座のサンプルになります。

講座の種類や金額については変更になる可能性もあるので、以下のアガルート公式ホームページも参考にして頂ければと思います。

アガルートの「建築施工管理技士」講座

アガルートアカデミーは難関国家資格を得意とする通信講座です。
講義は全て収録されたオンライン映像にて受講するため、通学型の予備校よりも安いです。
まずは無料体験からどうぞ。

独学サポート事務局

独学サポート事務局では1級・2級施工管理技士試験の合格に向けて以下の3つのサービスを展開しています。

  1. 記述添削サービス
  2. 作文作成代行サービス
  3. 独学サポート基本サービス

記述添削サービスは、受験者が一番悩ましいとされる工事経験記述論文の添削サービスです。客観的な診断で現時点の作文が合格圏内なのか受験前に知ることができます。

作文作成代行サービスは、受講者本人に合せたオリジナル記述文を作成してくれます。工事経験の乏しい方や文章が苦手な方に最適なサービスです。

独学サポート基本サービスは、独学で合格するために必要な情報が全て詰まったサービスです。厳選した教材の案内やQ&Aサービスなどです。

詳細は以下の公式ホームページを参照頂き、合格に向け自信を手に入れましょう。

独学サポート事務局

1・2級土木、建築、電気工事、管工事、造園、舗装、建設機械施工など1級・2級施工管理技士試験の受験において、必須問題である工事経験記述論文の作文作成指導サービスを行っています。

まとめ

一級建築施工管理技士は、難易度も高めの資格ではありますが、多くのメリットやすごさがあります。

建築工事の施工管理を行う資格として最高峰の資格ですので、取得することで建築業界で有利に働くことがでるようになります。

CADオペレーターの悩みや相談はこちらまで

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この記事を書いた人
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住宅の設計から仕様決定、現場管理している一級建築士です。
鉄骨メーカーにて施工図・製作図作成業務、構造設計業務や、ゼネコンにて積算、基本設計、施工管理の経験があります。
CADはjwcadを使っています。
今までの経験を活かして皆様の役に立つ情報を発信していきます。

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