リツアンSTCは中堅のエンジニアの派遣会社でありながら、社員の給与について、特に口コミでも高い評価を得ています。
その大きな理由の一つに、低いマージンにあります。
全国の技術系派遣の平均マージンが39.1%なのに対し、リツアンSTCは19.2%とかなり低いです。
そのため、社員の給与に還元されているということです。
このマージンの違いは10年で約1500万円の所得差を生むというから驚きです。
今回は、そのリツアンSTCの年収や待遇、働きがい、社風などを詳しく見ていきたいと思います。
現在、CADの派遣社員で給料に納得していない人、やりがいある仕事を見つけたい人は必見の内容となっています。
リツアンSTCの年収や待遇
リツアンSTCの大きな特徴は年収が高めだということです。
複数の社員に聞いても給料に対して不満を上げる人は少ないぐらいです。
では、なぜ不満が少ないのでしょうか?
その答えは給料の設定方法にあります。
リツアンSTCはエンジニアの派遣会社ですが、社員の給料は派遣先での派遣単価によって決まります。
あまり自分の派遣単価を気にする人は少ないかもしれませんが、その派遣単価によって自分の給料も決まる制度になっています。
一般的に派遣単価は上がったが、自分の給料は変わらないというケースがありますが、リツアンSTCだとそういったことはないです。
では詳しく見ていきましょう。
リツアンSTCの給与制度
給料は3年目までが派遣単価の68%、4年目以降が派遣単価の81%になっています。
例えば月単価が100万円の場合、3年目までの場合、本人の月収は68万円、年収は816万円、4年目以降の場合、月収は81万円、年収は972万になります。
しかもこれには残業代が含まれていないので、残業を入れると結構よい収入になるわけです。
派遣単価が上がると給料も直接UPするので嬉しい!という声が多いのも納得です。
リツアンSTCの給与テーブルは以下に公開されていますので見てみると良いでしょう。
リツアンSTCの評価制度
評価制度は派遣単価そのものになります。
したがって派遣先で実力が認められて派遣単価が上がれば給料も上がります。
例えば月収を10万円あげようとすると、3年目までのベースで考えると、派遣単価を約918円/時間ぐらいあげる必要があります。
詳細の計算は以下です。
月収を10万上げようとすると月の派遣単価を14.7万(10÷068)上げる必要があります。
それを日の派遣単価にすると7350円/日(14.7万÷20日)上げる必要があります。
それを時間の派遣単価にすると918円/時間(7350÷8時間)上げる必要があります。
ここまで掘り下げると少し現実味を帯びてきますよね?
リツアンSTCのCAD求人や特徴
機械、電気電子、ソフトウエアのエンジニア派遣会社です。
CADの求人も以下のように多くあります。
その他のCADの求人は以下で検索してみてください。
リツアンSTCの特徴の一つに社長の人柄があります。
社長の野中氏はもともと派遣会社の営業所長としてキャリアをスタートさせたそうですが、その際に所長ともなると、社員の給料、会社の売上など全ての数値を見ることができます。
そこで愕然としたのが派遣エンジニアの給料の低さだったと言います。
にもかかわらず、会社はマージンとしてかなりのお金を取っている。
完全にピンハネだと思ったそうです。
リツアンSTCのマージンの低さはこういったところから来ていることが分かります。
野中氏がこだわるのはエンジニアの給料で、とにかく正当にエンジニアが評価されるようにしたいということ。
以下は野中氏のブログで、リツアンSTCを作った思いも書かれているので一読することをオススメします。
リツアンSTCの会社概要
社名 | 株式会社リツアンSTC |
本社 | 静岡県掛川市連雀1-5 |
従業員数 | 643人 |
平均年齢 | 32.2歳 |
資本金 | 3500万円 |
設立 | 2007年9月28日 |
ホームページ | https://ritsuan.com/ |
リツアンSTCは本社を静岡県掛川市におき、その他の拠点を以下におき、主に首都圏に事務所を構えながら、全国の取引先企業に派遣していくスタイルをとっています。
- 静岡事務センター
〒436-0093 静岡県掛川市連雀3-7 - 東京オフィス
〒153-0041 東京都目黒区駒場2-8-9 - 名古屋オフィス
〒464-0035 愛知県名古屋市千種区橋本町1-45-1 - 大阪オフィス
〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル8階 - 横浜サテライトオフィス
〒231-0004 神奈川県横浜市中区元浜町3-21-2 ヘリオス関内ビル 4階
リツアンSTCのやりがい、働きやすさ
リツアンSTCのやりがいは圧倒的に給料の高さです。
これは多くの社員が言っていることで、自分の評価(派遣単価)が、そのまま給与に反映されるので
非常にモチベーションは非常に上がる!などの意見が多いです。
これも前述したような派遣単価がそのまま給与に反映される仕組みが受け入れられている証拠で、同業他社よりか給料が高い傾向にあります。
なので、がんばってとにかく給与を高くしたい人に向いている会社でしょう。
その一方で、成長性については、正直派遣先の仕事内容に依存します。
これは派遣会社には仕方がないことかもしれません。
また、著名人の講話などユニークな研修が多いのも特徴ですが、一般的なCAD関係の派遣会社にあるようなCADやCAEなどの技術者研修はないのです。
実務で身に付けていく技術力以外で他の技術力を身につけたい場合は、自分で自己研鑽していく必要です。
もちろんCADやCAEなどデジタルエンジニアリングツールの資格を取得するための金銭的サポートはあります。
リツアンSTCの女性の働きやすさ
女性についても前述した給与の考え方が適用されます。
したがって、女性だから特別にどうのこうのということが全くなく、ある意味、完全実力主義でしっかり男女平等になっていると言って良いと思います。
女性のCADオペレーターの方にも働きやすい会社と言えると思います。
リツアンSTCのワークライフバランス
これは完全に派遣先しだいによるところが多いです。
残業が多いところだと、忙しいです。
派遣先が大企業であれば大型連休や正社員もしっかりと休むので、派遣社員も休みやすいです。
顧客が大企業が多いため、基本は有給は取りやすい環境にあるといっても良いです。
社会保険はもちろん、残業も100%支給されますし、育児休暇や介護休暇の制度もあります。
リツアンSTCへの入社理由と入社後のギャップ
入社理由として一番多いのはやはり他の派遣会社だとマージン率を非公開にしているところが多く、給与面で不満だったのでリツアンSTCに転職したというケースが多いです。
入社後のギャップを感じる人は少なく、完全に実力次第で給料も変わってくるので、稼ぎたい人はそれに応じて大変なので、そういった覚悟がある方が多いのが特徴です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
マージン率を公開している点でまず非常に信頼できる派遣会社だと思います。
自分の技術力がそのまま給与に反映されるため大変な部分もあるかもしれませんが、とにかくやったことに対する、報酬をしっかりもらいたい人に向いている会社です。
その他のCADの求人を見つけるために、以下のようなCADに強い転職サイトに登録することから始めることが重要です。
登録は無料ですし、専門のコンサルタントから自分に合った仕事や会社を紹介してもらえます。
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